津和野には印象的な神社が2つあります。一つは1,000本の鳥居の太皷谷稲成神社で、もう一つがその麓というか手前に立っているこの弥栄神社なのですが、こちらの方が歴史は古く、室町時代の1428年から600年ほどこの場所で津和野を見守り続けています。実際に訪れてみると、すごく大事にされているのがわかります。こじんまりとした境内なのですが、一つ一つの建造物の佇まいから、温厚で力強い印象を受けます。御神木の大欅の存在感も凄いです。背景との共存具合も絶妙で、どの角度から見ても絵になるようなバランスに仕上がっていて驚きでした。